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一汽解放、老舗自動車メーカーが新たな前進 吉林省長春

2021年 7月 26日15:29 提供:中国国際放送局

  中国最古の自動車メーカーである第一汽車集団(以下、「一汽」)の子会社である一汽解放の車軸基地建設および次世代型車軸技術アップグレードプロジェクトが22日、長春国際自動車城で始まりました。

  

  同プロジェクト開始の式典

  「解放」ブランドが取り組む車軸とは、自動車三大重要構成部分の一つであり、荷重負担、方向転換、駆動力伝達の役割を担います。車軸の価額は自動車1台の10分の1に達し、同ブランドにおいて競争力が最もある部分でもあります。一汽解放は今年6月末までに、1250万本の車軸を製造しました。

  プロジェクトの一期目の総投資額は10億6800万元(約182億円)で、敷地面積は9万1700平方メートル、建築床面積は7万2000平方メートルです。2022年6月30日までには工場建屋の建設が完了し、設備の据付調整ができるようになります。試験生産の開始は2022年12月30日の予定です。同プロジェクトの完成により、13億6000万元(約231億円)の生産高が追加される見込みです。駆動軸の生産能力は10万本増の年間32万本に達し、転換軸は16万本、減速器は合計で45万セットとなり、年産能力は80億元(約1360億円)を上回ると予想されています。(閣、鈴木)