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米国「中国との対話は『実力と地位から出発』」 中国が反発

2021年 7月 23日21:51 提供:中国国際放送局

  米国のプライス国務省報道官はこのほど、シャーマン国務副長官の中国訪問を通して、米国の利益や価値観を推進していくことに期待を示しました。プライス報道官は「米国は『実力と地位から出発し』、中国側との対話を続けたい」と述べました。これを受けて、中国外交部の趙立堅報道官は23日、実力と地位から出発して中国と付き合う資格はないと強調しました。趙報道官はまた、「アンカレッジ(中米ハイレベル戦略対話は3月18日と19日、米アラスカ州のアンカレッジで行われた)での手は食わない。天津でその手はいっそう食わない」と指摘しました。

  

  趙報道官は、23日に行われた外交部の定例記者会見で、「米側はいわゆる『競争、協力、対抗』で中米関係を対処していくと言っているが、その実体は、中国をライバル視し、対抗する気運を高め、中国の発展を圧迫・抑制していく姿勢だ。このやり方は、中米関係の主流と支流をはっきり区別していない。事実に合わず、両国人民の根本的利益にも合致せず、時代の流れにも合わない。根本的にゼロサム思考がたたっているだけだ」と述べました。

  記者会見の際、今月25日と26日、シャーマン米国務副長官中国訪問期間中、中国側は誰が主となってシャーマン氏と対話をするのかという質問に対し、趙報道官は中国側が外交部の中米関係を主管する謝鋒副部長を主として会談に臨む考えを示しました。一方、米国側は数回にわたって中国側の指導者との面会を希望しましたが、慣例によって、謝鋒副部長とシャーマン国務副長官会談後は王毅国務委員兼外交部長が天津でシャーマン氏と面会することを検討しているということです。

  趙報道官はまた、「シャーマン氏が中国訪問中、中国は引き続き中米関係の発展に関する中国の原則や立場を表明し、主権や安全、発展の利益を断固として維持していく」と強調しました。(藍、CK)