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習総書記、中国初の高原電気鉄道を視察

2021年 7月 23日13:48 提供:中国国際放送局

  

  チベット自治区のニンティ市で視察中の習近平中国共産党中央委員会総書記は22日、列車を利用してラサ市に赴くことで、中国初の高原電気鉄道のラサ・ニンティ鉄道(拉林鉄道)沿線の建設情況を考察しました。

  ラサ・ニンティ鉄道はチベット高原のガンディセ (岡底斯)山とヒマラヤ山の間にあるチベット南東部の谷あいに建設された鉄道路線です。路線の9割以上は海抜3000メートル以上の場所にあり、ヤルツァンボ(雅魯蔵布)江を16回越えます。施工の難度は極めて高く、6年以上をかけてようやく竣工しました。営業開始は今年6月25日で、全長は435.48キロ、設計時速は160キロです。同鉄道路線には9つの駅が設けられ、ラサ市からニンティ市までを最速3時間29分で結んでいます。

  ラサ・ニンティ鉄道は、既存のラサ・シガツェ鉄道と青海・チベット(青蔵)鉄道と接続しているほか、四川省成都市とチベット自治区の首府ラサ市を結ぶ、建設中の川蔵線の重要な一部でもあります。同鉄道の開通は、チベット南東部の鉄道ゼロの歴史に終止符を打ち、地域の鉄道網を更に改善させ、交通運輸の安定性と利便性を大幅に引き上げました。(怡康、鈴木)