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北京冬季五輪まで200日、競技エリアの科学技術が注目を浴びる

2021年 7月 20日16:21 提供:中国国際放送局

  

  国家スライディングセンターのイメージ写真

  北京冬季五輪の開幕式まで19日で200日となります。これに先立って15日、国家アルペンスキーセンター、国家スライディング(ボブスレー・リュージュ・スケルトン競技)センターが竣工検査に合格しました。各種目に参戦する予定の選手たちはトレーニングに一段と力を入れています。

  国家スライディングセンターには世界で唯一の南斜面のコースがあります。コースは全長1975メートル、角度や傾斜がそれぞれ異なる16のカーブからなっています。このセンターは専門性が強く、立地条件が厳しいため、北京冬季五輪のために新設された競技施設の中でも設計と工事が最も難しく、複雑な工法を必要とする競技場の一つだとされています。プロジェクトチームは独特な地形と気候の保護システムを開発し、コースへの日射しの影響をほぼ解消したということです。

  中国身障者スポーツ管理センターの標準規格のリンクでは、選手は高速スケート精密測位アルゴリズムと走行ルート測定システムを使い、コーナリング技術のトレーニングを行うことが可能です。ウェアラブルデバイスを装着することで、スピードスケートの選手の静止状態から加速、コーナー進入までの動作のデータが一目で見られます。新設備はコーチのトレーニング指導の改善に役立ちます。スキージャンプのための神経・バイオ力学増強技術と携帯式のウェアラブル神経活性化デバイスも既にチームに導入され使われています。一方で、動作オプティマイゼーション・システムはフリースタイルスキーのエアリアルとスノーボード・ハーフパイプの選手の高難度の動作の克服に役立ちます。(殷、坂下)