ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 経済

外資による中国債券保有が増加、金融市場の双方向開放が拡大

2021年 6月 8日12:29 提供:中国国際放送局

中国人民銀行(中央銀行)上海本部のデータによりますと、今年5月末時点で、海外機関が保有する中国の銀行間市場の債券残高は3兆6800億元で、銀行間債券市場の管理委託残高全体の3.5%を占め、どちらの数字も4月末に比べていくらか増加しています。アナリストによりますと、中国の金融市場の双方向開放が拡大するにつれて、海外投資家の中国債券市場への参入も着実に上昇しています。

国際金融問題専門家の趙慶明氏は、海外機関による中国銀行間債券市場への参入意欲が高まっていることについて、人民元債券の収益率と人民元グローバル化の持続的な推進を好感しているからだと分析しています。

債券市場の対外開放の加速と関連制度の整備に伴い、海外投資家の中国債券市場への参入が加速し、参入の深さと広さは絶えず増しています。国内のファンダメンタルズも外資による国内債券保有増の支えとなっています。アナリストは、中国の債券市場の持続的開放に伴い、債券は中国の金融市場における外資誘致の重要な「陣地」になるとみています。(閣、柳川)