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2021年 5月 21日16:19 提供:東方網 編集者:範易成
中国の電子商取引(EC)大手の京東(JD.com)と天猫(Tmall)は、20日、今年の大型セールイベント「618」を5月24日からスタートすることをともに発表した。
中国ECといえば、様々な記念日を中心にセールイベントをしょっちゅう行っているが、中でも最も代表的で大規模なのは、毎年6月18日(京東の設立日)と11月11日(独身の日)を中心に開催されるイベントである。 近年、セールの参加方法は、記念日の数日から数週間前に気に入った商品の代金の一部を前払いしておき、記念日前後の日にクーポン券を使って合わせて残金を払うという形になっている。前払金は一般的に代金の20%以内に設定され、残金を支払わない場合でも返還されない。気付かないうちに前払金をどんどん支払ってしまい、最後の清算する時になってたくさんの残金を払うはめになる状況も多く見られ、セール終了後によくネットで話題となっている。しかも、このような参加方法に相まって、セール期間も年々長くなっている。今年の「618」セールは5月24日から6月20日まで、ほぼ1ヶ月間行われる。
「前払金を支払うときはなんでも買えると感じるけど……頑張れ!未払金いっぱいのあなた」
昨年の「618」セール期間に、京東と天猫はともに記録的な売上を達成し、それぞれ2692億元(約4.5兆円)、6982億元(約11.8兆円)だった。
(編集:王笑陽)