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海南省で開催の消費品博覧会が初日、日系企業も積極出展

2021年 5月 7日18:35 提供:中国国際放送局

アジア太平洋地域最大の消費財見本市である中国国際消費品博覧会(消博会)は7日に開催初日を迎え、午後4時までの段階で出展企業やバイヤー、メディア関係者など計3万7千人以上が入場したということです。

消博会は展示総面積8万平米のうち、国際展示エリアが6万平米、高級ジュエリーと時計、高級食品、観光、サービスなど5つの業種に分類され、フランス、スイス、イギリス、ドイツ、日本、米国、韓国、スペイン、オーストラリアなど69の国と地域から648社、1365のブランドが展示されています。国内展示エリアは2万平米で、全国31の省・自治区・直轄市などから857社、1263のブランドが出展されています。

JETRO広州代表処の清水顕司所長

日本貿易振興機構(JETRO)は化粧品、生活雑貨、日本酒・食品・飲料などの中堅・中小企業19社を集め、600平米の日本館で出展しています。今回の出展について、JETRO広州代表処の清水顕司所長は、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の取材に対して、「中国の消費者のニーズは多様性に富んでいる。これからもっと大きくなる中国の消費市場を日本はしっかりと獲得していきたい」と述べました。さらに今後の見通しについて、「日本の企業はこれからますます開放される海南自由貿易港の免税政策や産業政策に期待している。われわれは、今後も海南省をステップボードに日本のものをさらに中国に売っていきたい」と語りました。

なお、JETROの日本館のほか、資生堂、ファンケル、オムロン、花王、ラオクッス、パナソニックなどの日系企業は独自に展示ブースを設けて、出展しています。(取材・写真:任春生)