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アント・グループ、再度行政指導 規範化してこそ、長期的発展が可能

2021年 4月 13日12:37 提供:中国国際放送局

中国人民銀行(中央銀行)などの監督管理機関は12 日、再びアント・グループ(電子商取引最大手のアリババ集団傘下の金融会社で電子決済サービス「アリペイ」を運営する会社)に行政指導を行い、人民銀行の潘功勝副総裁はその後、記者の質問に答え、プラットフォーム企業の発展について方向を示しました。

まず、規範化した発展をするという考え方はますますはっきりしてきています。最近の中央財経委員会第9回会議で、習近平総書記は「中国のプラットフォーム経済は発展の重要な時期にある」と指摘し、目立った矛盾と問題を解決し、プラットフォーム経済の規範的かつ健全な持続的発展を推進すると強調しました。プラットフォーム経済の重要性は新たな高みに引き上げられ、「法に基づいて経営し、正しい道を堅持した上でイノベーションを図り、健全に発展する」という道こそ発展の根本であることが一層明確になりました。

また、改善案の枠組みがより鮮明になりました。今回の記者会見で発表された内容には不正競争行為を是正すること、支払リンクにクレジット業務が組み込まれていることなどのルール違反行為の是正に関する明確な言及が含まれ、「高いレバレッジとリスクの影響拡大を抑えるべきだ」と指摘されています。

さらに、公平な監督管理と開放的で協力的な姿勢がより明確になりました。記者会見では、「プラットフォーム企業が金融業務を展開するには、実体経済にサービスを提供し、金融リスクを防止することを基本とし、科学技術を違法行為やルール違反の『保護色』にしてはいけない」と指摘されました。また、民間企業を安心させるだけでなく、「公平」という市場経済発展の礎を守り、民間経済がよりよく人民に奉仕できるようにすることが改めて強調されました。(Mou、浅野)