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中国人民銀行「米FRBの通貨政策が中国に与える影響は小さい」

2021年 4月 1日21:17 提供:中国国際放送局

最近になり米国債利回りは上昇しつづけています。米国ではインフレ懸念が非常に高まり、多くの市場関係者が波及効果の噴出を心配しています。中国人民銀行通貨政策司の孫国峰司長は1日、国務院新聞弁公室が行った記者会見で「中国は一貫して正常な通貨政策を堅持している。新型コロナの予防・抑制と経済・社会発展を力強く支持しているが、『ばらまき』式の過度な刺激はしていない。金融市場の動きは安定しており、正常な通貨政策の積極的な効果が現れつつある」と述べました。

孫司長は、「米連邦準備理事会(FRB)は昨年に大規模な通貨刺激措置を打ち出した。FRBが今後、通貨政策を調整しても、中国の金融市場に与える影響は比較的小さい。実際に、最近になり世界の金融市場、とりわけ新興経済体の金融市場が大きく変動する中で、中国の金融市場の動きは安定しており、人民元レートは双方向に変動している。10年物国債の利回りは現在3.2%前後で、前期よりも下落した。中国が実施している正常な金融政策の積極的な役割が現れつつある。我々は他の経済体が正常な金融政策に戻る努力をすることを歓迎する。世界経済の長期的で健全な発展を促すのに役立つからだ」と表明しました。(RYU、鈴木)