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中国の消費者はすでに行動で態度を示している=商務部

2021年 3月 25日19:47 提供:中国国際放送局

商務部の高峰報道官は25日の定例記者会見で、スウェーデンのアパレル大手H&Mをはじめとする海外のアパレルブランドが新疆産綿花をボイコットすることや欧州議会が「中国・EU投資協定」をめぐる審議会議の中止を決定したことについてコメントしました。

この中で、高報道官は、「中国の新疆ウイグル自治区におけるいわゆる『強制労働』の存在は完全に虚偽であり、新疆の綿花は『純潔』なもので、いかなる勢力によっても汚すことは許されない。我々は、新疆の問題や中国の内政に干渉するいかなる外部勢力にも反対し、また、新疆のいわゆる人権問題を口実に、嘘や偽りの情報に基づいて中国の関連団体や個人に制裁を課すことにも反対する」と語りました。

さらに高報道官は、「中国政府は多国籍企業の中国における正常な経営活動や、産業チェーンとサプライチェーンの構築に向けた取り組みを常に歓迎し、支援してきた。中国の消費者は、それぞれの企業が虚偽の情報に基づいて行った、いわゆるビジネス上の決定に対して、すでに実際の行動で態度を示している。関連企業が市場法則を尊重し、間違った行為を正し、商業問題の政治化を避けることを希望する。それと同時に、外国企業が新疆を訪れて実地調査を行うことを歓迎し、各国の企業が新疆で貿易・投資を行うために積極的な支援を提供していきたい」と述べました。

一方、欧州議会が「中国・EU投資協定」をめぐる審議会議の中止を決定したことについて、高報道官は「現在、中国とEU双方の交渉部門が必要な法的審査作業を行っている。中国とEUの投資協定は、双方の利益にかなうものであり、中国、EU、さらに世界にとって有益なものだ」と強調しました。(ミン・イヒョウ、星)