李克強総理は22日、中国発展ハイレベルフォーラム2021年次総会に出席している海外代表らと人民大会堂からビデオ形式で交流しました。世界のトップ企業500社に含まれる企業の責任者や、著名な学術研究機関の研究者、国際組織の代表らが参加しました。

李総理は「中国は今年の経済成長率目標を6%以上に設定した。これは、当面の経済成長が未だ回復段階にあり、世界経済の回復がまだ不確定なことを考慮しただけでなく、来年と再来年の目標とも穏やかに結合できることを視野に入れたものだ。この数値には安定的な成長、雇用の確保、所得の増加、物価の安定化といった各要素をバランスよく反映させる必要がある。消耗と汚染をもって経済成長を図るようなことはしない。このほか、市場主体の活躍度や効果の向上に取り組むと同時に、都市化プロセスを引き続き推し進め、内需を発掘していく。経済成長における消費のてこ入れ的役割の発揮を強化していく」と、政府の姿勢を伝えました。

各代表からは中国の発展の成果を高く評価し、「改革の深化と開放の拡大は新たな機会をもたらしてくれるに違いない」、「中国市場のさらなる開発に力を入れ、互恵共栄のさらなる実現に向けて取り組んでいきたい」といった声が挙がりました。（朱、謙）