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中欧定期列車が10周年

2021年 3月 17日11:31 提供:中国国際放送局

中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が2011年3月に中国・重慶とドイツ・デュイスブルクとの間で運行開始されて以来、10年が経過しました。その間、中欧班列の輸送網の範囲はますます広くなり、物流サービスはますます完備され、中国・ドイツ間の経済貿易連携と民間交流は頻繁になり深まっています。

デュイスブルクの主要な鉄道輸送のコンテナターミナルであるDIT(デュイスブルク・インターナショナル・ターミナル)は、現地に9カ所ある貨物輸送ターミナルで規模が最大です。DITの最高経営責任者を15年務めたベルント・プテンス氏は、「中欧班列開通後の10年間は、両国の友好が発展した10年間でもある。運行の頻度にしても、貨物の種類にしても、この10年間の成長は驚くべきものだ。ハイテク、デジタル化、インテリジェント化の発展は、大きな利便性をもたらしている。中欧班列は通常の鉄道輸送と比べてより速く、より高効率で、より持続的だ」と話しています。

プテンス氏によりますと、最初は週に1便しかありませんでしたが、今は週40便に増えています。貨物の種類も多様化しています。相変わらず消費財が中心ですが、多くはパソコンなどの高品質製品で、衣料品なども含まれるそうです。今後、欧州内での列車の速度、定時運行率、安全性を向上させるために、中国側のパートナーとIT関連の協力を深めていくとしています。(殷、柳川)