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【CRI時評】中国経済はなぜ回復の物語を書き続けられるのか

2021年 3月 16日13:16 提供:中国国際放送局

中国経済は2020年に万難を排してV次回復を達成した勢いを2021年も継続できるか。これは多くの人が関心を持つ問題だ。中国政府が15日に発表した最新統計によると、1~2月の生産と需要は持続的に回復し、雇用と物価は概ね安定し、市場の活力は持続的に上昇し、経済は回復的成長を保ち、昨年第2四半期から回復の物語を書き続けている。

中国経済が回復の勢いを続けていることは、長期的に良い方向へ向かうファンダメンタルズに変化はないことを改めて示すとともに、中国が昨年第2四半期から統一的に推進してきた感染症の予防・抑制と経済・社会の発展のための取り組みの効果が現れていることも物語っている。

外部環境の改善もまた、中国経済の回復に力を加えている。世界でワクチンの分配と接種が進むにつれて、主要国の製造業景気指数が回復し、中国の輸出の成長を後押ししている。1~2月の中国の対東南アジア諸国連合(ASEAN)の輸出額は前年同期比40%以上増え、対米国は同70%以上増えた。一方、中国経済の持続的回復も世界経済の底離れに力を与えている。

特筆に値するのは、中国経済の回復的成長の過程において、イノベーションのエネルギーが着実に増強していることだ。中国経済の回復的成長が質の高い発展の目標に向かって突き進んでいることが、容易に見て取れる。

中国政府は2021年の経済成長率目標を「6%以上」と設定し、政策調整の余地を残した。コンサルティング会社ユーラシア・グループの中国および北東アジア部門トップ、マイケル・ハーソン氏は、この目標について、中国にとって達成するのは難しいことではなく、中国が発展の重点を「量」よりも「質」に置いていることの表れであり、「これは非常に正しい決定だ」と評価している。(CRI論説員)