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第14次五カ年計画は社会発展に新しい青写真を

2021年 3月 14日11:07 提供:中国国際放送局

公布されたばかりの「中国国民経済・社会発展第14次五カ年計画および2035年までの長期目標綱要」は中国共産党第19期中央委員会第5回全体会議(五中全会)の精神に対する全面的な実行であり、第14次五カ年計画(2021年-2025年)期間の中国、ひいてはもっと長期にわたる中国の経済と社会発展にビジョンを描きました。

第14次五カ年計画期間は中国が小康社会(いくらかゆとりのある社会)を全面的に築き上げ、一番目の百年奮闘目標を実現したあと、社会主義現代化国家の建設に向けて、二番目の百年奮闘目標の実現へと邁進していく5年間です。この「綱要」は第14次五カ年計画期間の任務を定めただけではなく、2035年までの長期目標をも明確に示しています。第14次五カ年計画期間中、質の高い発展を推進するには、新しい発展段階に立脚し、新しい発展理念を貫徹し、新しい発展モデルを確立しなければなりません。

「綱要」には、経済発展、イノベーションによる推進、民生福祉、グリーン・エコロジー、安全保障など五つの分野の20項目にわたる主要指標が設けられています。全部で三つのブロックからなり、それぞれ、発展環境や指導方針、主要目標について、戦略任務と措置について、計画の実施と保障についてとなっています。

第14次五カ年計画期間、新しい発展モデルの確立を急ぐ必要があるとされています。それを実現するために、国内大循環の推進や国内国際の双循環の促進、そして、完備した内需システムの構築に力を入れるべきだと指摘されています。

このほか、「綱要」は102件の重要プロジェクトを打ち出し、中には、宇宙探査など未来を導く重要なプロジェクトもあれば、四川・チベット鉄道や沿岸部と長江など大きな河川沿いの高速鉄道の整備、教育、医療などインフラ整備と民生保障にかかわるものもあります。(非、Yan)