工業情報化部がこのほど発表したデータによりますと、中国の新エネルギー自動車の生産・販売台数は6年連続で世界一であることが分かりました。専門家は、優遇政策と企業の独創的な研究開発が業界の景気につながったとし、開放と協力は産業発展の新たなエネルギーになるとみています。

ここ数年、中国の新エネルギー自動車業は急速に伸び、その保有・生産・販売台数は急増しています。工業情報化部の肖亜慶部長はこのほど、中国の新エネルギー自動車の生産・販売台数は6年連続で世界一となり、累計販売台数は550万台を上回ったと紹介しました。特に、世界の販売台数が減少した昨年、中国は成長率10.9%を成し遂げました。

これに対し、中国自動車工業協会の業界情報部の陳士華部長は、「新エネルギー車は、世界自動車産業のグリーン発展とモデルチェンジ・グレードアップの重要な方向である」と述べ、相次いで打ち出された60項目以上の優遇政策と企業の独創的な研究開発が大きな力になっていると強調しました。同時に、重要な技術の面では依然多くの課題を抱えており、競争も非常に激しいことを指摘しました。（朱、浅野）