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中国・EU地理的表示(GI)協定が発効

2021年 3月 1日15:55 提供:中国国際放送局

昨年9月に締結された「中国・EU地理的表示(GI)協定」が1日に正式に発効しました。

同協定は酒類、茶葉、農産品、食品など、双方についてそれぞれの275種、計550種の地理に関連する表示がある商品を対象にしています。

同協定は中国とEUのそれぞれ100カ所、計200カ所の地理に関連する表示の市場における保護を定めたものであり、2025年までには対象とする地理関連の表示を双方についてそれぞれ175カ所、計350カ所分を追加します。

四川省成都市にある郫県豆瓣産業協会の岳平会長は「業界の会員全員が輸出拡大にもっと自信を持てる。われわれ郫県豆瓣の品質も向上するだろう」と述べました。

中国国際問題研究院欧州研究所の崔洪建所長は「『中国・EU地理的表示協定』の発効は双方の貿易を推進し、企業にとってはより多くの投資機会を創出し、高品質の輸入品に対する消費者の需要をいっそう満たして双方の国民に利益を与える」との考えを示しました。

2020年に中国とEUの貿易額は前年比4.9%増の6495億ドルに達して、中国はEUにとって最大の貿易相手となりました。EUから中国への直接投資額は57億ドルで、中国からEUへの直接投資額は47億ドルに達しました。(ジョウ、鈴木)