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仏経済学者、「コロナ後の中国は世界経済の回復を牽引」

2021年 1月 24日11:27 提供:中国国際放送局

最近、仏クレルモン・オーベルニュ大学の教授で、中国経済研究所(IDREC)のルナール所長は「『コロナ後』の時代には、中国が世界経済の回復を牽引する」と題した文章を発表しました。

同氏はその中で、中国国家統計局が18日に発表したデータを引用し、「2020年の中国の国内総生産(GDP)は初めて100兆元を突破し、前年同期比2.3%増となった。感染拡大の影響を受けたものの、2020年の中国経済は依然としてマイナスからプラスへの転換という目標を実現した。世界経済が感染症のインパクトを軒並み受けている中、中国経済は顕著な回復のシグナルを見せている」と指摘しています。

また、中国経済が先んじて回復した理由について、「まず、感染爆発の初期では状況の深刻だった一部地域では厳しい規制措置を講じたものの、中国全体で生産と産業活動の停止を余儀なくされたことではなかった。次に、ビッグデータ、インターネットなどの知見や技術を生かして、新たな利活用対策を模索したこと。更に、世界の他の国と経済分野で活発に交流を続けたこと。中国経済の回復と発展は、世界の他の国にとっても大きな、積極的な役割を果たすに違いないだろう」と分析しています。(Mou、Yan)