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経済

2020年中国の対外直接投資は3.3%増

2021年1月22日 12:24
 提供:中国国際放送局

商務部と国家外貨管理局の統計によりますと、2020年の中国の対外直接投資額は1329億4000万ドル(約9169億7000万元)で、前年比3.3%の増加となりました。うち、非金融類は1101億5000万ドル(約7597億7000万元)で、中国の対外投資協力は安定的かつ健全な発展を保ち、対外投資は全体的に成長を実現しました。同時に、中国のサービスアウトソーシング産業は急速かつ健全に発展し、オフショアサービスアウトソーシングの実行額は初めて1000億ドルを超えたとのことです。

商務部の高峰報道官は同日、2020年の中国の対外投資データを発表した際、「過去1年間、中国の『一帯一路』国家への投資協力は着実に推進された」と述べました。

国有資産監督管理委員会が今週示したデータによりますと、「新型コロナウイルスの影響を受けたものの、中央企業は積極的に行動し、自身の予防とコントロールをしっかりと行った上で、海外プロジェクトを穏当に推進している。『一帯一路』重点プロジェクトが新型コロナが原因で停止した例は1例もない」とのことです。

さらにデータは、過去1年間、リースとビジネスサービス、卸売小売、科学研究と専門技術サービス、電力生産供給などの分野への投資の増加が比較的速く、対外請負工事の新規契約事業の8割がインフラ分野に集中していることを示しました。(雲、浅野)