中国国際輸入博覧局は20日、第4回中国国際輸入博覧会（輸入博）の出展募集を全面的に始動したことを明らかにしました。すでに数百社が出展を申し込んだとのことです。同日には、第4回輸入博出展連盟の農産物専門委員会も成立しました。

中国国際輸入博覧局の孔福安副局長は、「中国は世界最大の農産物輸入国であり、農産物市場の潜在的成長力は大きい。中国は農業供給側の構造改革を更に推進し、優良品種の開発、ブランド作りと標準化生産を推進していく。世界各国の企業は、中国の農業のグレードアップと農村振興というチャンスを生かしてほしい」と述べました。

輸入博は、全国の農産物卸売業者や小売業者などを、海外の出展業者との商談に招待します。出展連盟のメンバー企業は156社に達しました。米国、日本、ドイツなど23カ国からのメンバーはいずれも、フォーチュン・グローバル500にランクインしている、あるいは業界をけん引する企業です。（任春生、鈴木）