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2020年の外資導入、過去最高の約1兆元

2021年 1月 20日17:37 提供:中国国際放送局

商務部は20日、「昨年は新型コロナ感染症の影響で全世界において越境直接投資が大幅に下落したが、中国では外資による実行ベースの投資額、増加幅、世界全体における割合の三つの数字がいずれも上昇した」と発表しました。

中国の非金融分野における外資の投資は、実行ベースで前年比6.2%増の9999億8000万元(約16兆円)と、過去最高を記録しました。

業界別では、サービス業での投資が実行ベースで13.9%増の7767億7000万元で、外資による投資全体の77.7%を占めました。また、ハイテク産業では11.4%、ハイテクサービス業では28.5%の増加がみられました。

中国に対する投資額の上位15カ国・地域による昨年の対中投資は6.4%増加しました。うち、オランダは47.6%、英国は30.7%の伸びでした。

中国は昨年、北京市、湖南省、安徽省に自由貿易試験区を1カ所ずつ新設したほか、浙江自由貿易試験区を拡張し、海南自由貿易港の建設についての総合計画を打ち出しました。中国の21カ所の自由貿易試験区における外資導入は全国の17.9%を占めました。(鵬、鈴木)