ようこそ、中国上海!
在上海多国籍企業職場復帰ケース

Home >> 新着 >> 経済

中国の発展は新興国の経済成長をけん引=世界銀行

2021年 1月 14日14:32 提供:中国国際放送局

世界銀行がこのほど発表した最新版の「世界経済見通し」は、「新型コロナウイルス感染症が拡大しつづけることで、2021年上半期の世界経済は依然として低迷状態だろう」と指摘しました。

中国のシンクタンク「中国&グローバル化研究センター」(CCG)が13日に開催したシンポジウムに出席した世界銀行の関係者は「新型コロナウイルス感染症が各国経済にもたらす主要な影響は、投資の減少や債務の増加だ。一方で、中国経済の回復が世界、特に東アジア地域や新興国の経済回復をけん引している」と述べました。

世界銀行中国・韓国・モンゴル局のマーティン・ライザー局長

世界銀行中国・韓国・モンゴル局のマーティン・ライザー局長は、「中国は『V字回復』をしているが、その他の国は『L字回復』だ。全世界での投資が減少している一方で、中国の投資と貿易量は依然として安定を維持している。中国は消費を、成長をけん引する主要なエンジンとすると同時に、インフラ建設分野での投入を続けている。また、金融、消費などの分野で絶えずデジタル化を推進している。このような回復モデルは各国の感染症終結後の経済の持続可能な発展に関しての経験を提供した」と評価しました。(玉華、鈴木)