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中国新エネ車市場、質の高い発展の新たな好機迎える=業界関係者

2021年 1月 7日13:55 提供:中国国際放送局

米電気自動車(EV)大手テスラが中国市場で販売する新型車の価格が最近注目されています。中国市場を先手を取って奪取しようとするテスラによる一連のマーケティング活動は、中国の新エネルギー車市場の外資吸引力の強さを物語っていると、業界関係者は見ています。

テスラは新年初日、中国で生産する新型車2タイプについて、販売価格を33万9900元(約540万円)と36万9900元(約590万円)とすると発表しました。輸入モデルと比べてそれぞれ4万8100元、16万5100元値下げしています。テスラによる値下げは今回が初めてではありません。新エネ車の販売代理店である中海電動の最高経営責任者(CEO)宋星海氏は、「国産新エネ車産業の飛躍的な発展は、テスラ車の購入ハードルをさらに引き下げる可能性もある」としています。

宋氏によりますと、中国市場におけるテスラの動きは、中国の新エネ車市場の吸引力の強さを示しています。テスラは2022年の目標を、世界の納車台数が100万台を超え、そのうちの4割が中国市場によるものとしています。他の多国籍伝統的自動車メーカーも相次いで中国新エネ車市場に進出しています。

宋氏は、「BMW、メルセデス・ベンツ、アウディなどの伝統的な高級車ブランドは相次いで純EV車をリリースしている。2022年にはさらに約10の純EV車をリリースすることになるだろう。メルセデス・ベンツも中国で100%単独資本の新エネ車生産工場の建設を始めている」と述べています。(殷、柳川)