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中央企業 海外事業を順調に推進

2020年 12月 28日12:23 提供:中国国際放送局

新型コロナウイルス感染症が世界を席巻したために、多くの企業の海外事業が影響を受けています。しかし中国の国有中央企業は、厳格な感染症対策を取りつつ、万難を排して事業の安定継続に取り組むことで、世界の供給チェーンの秩序回復に大きく貢献しています。

中国能建葛洲壩グループはアルゼンチンでの世界最南端の水力発電所のプロジェクトを請け負っています。新型コロナウイルス感染症の発生以来、プロジェクトグループは地元政府の感染症対策に積極的に応じ、プロジェクトの安定した推進を維持してきました。

プロジェクトの渉外責任者であるマリアノ・ムソ氏によりますと、アルゼンチン中央政府と州政府、労働組合、建設側は、最善の保護策として、人員交代を当面は見合わせて現場にいる作業員に建設を続行させることで一致しました。

企業側は同時に、地元住民の感染症対策への支援として、大量のマスクや防護服、ゴーグルなどを寄付しました。また、テレビ会議による地元のサンタ・クルス州衛生局および病院の院長と、湖北省の新型コロナウイルス専門家医療チームとの交流を実現させました。

中国の国務院国有資産監督管理委員会の任洪斌副主任によりますと、新型コロナ感染症発生以来、中央企業は国内の供給チェーンの安定化を支えると同時に、世界の供給チェーンの秩序の回復にも、積極的な役割を果たしているとのことです。

11月中旬時点で、中央企業による海外プロジェクトの8割が安定した運営を維持し、海外から発注されたプロジェクトの600件近くが契約通りに完了しました。(朱、鈴木)