国務院新聞弁公室は22日に記者会見を行い、白書「中国交通の持続可能な発展」を発表しました。

交通運輸部の劉小明副部長は会見で、2019年末時点の全国の交通について、「鉄道営業距離は13万9000キロに達し、そのうち高速鉄道は3万5000キロを上回り、世界一になっている。道路の総距離は501万3000キロに達し、そのうち高速道路は15万キロで、世界一である」と明らかにしました。また、生産活動に関連する船舶の停泊場は2万3000カ所で、そのうち1万トン級以上の船舶の停泊場は2520カ所です。また、河川の航路距離は12万7000キロで、世界一です。

運輸サービスにおいて、貨物輸送サービスを保障する能力が増強し続けています。都市部の公共交通が優先的に整備され、交通輸送における基本公共サービスの均等化レベルのグレードアップが速まっています。科学技術革新においては、香港・珠海・マカオを結ぶ「港珠澳大橋」、北京大興国際空港など超大型工事が世界的に注目され、高速鉄道「復興号」、C919大型航空機など、交通装備技術は大きな突破を遂げています。さらに、洋山港自動化埠頭、宅配便の荷物の自動仕分けなど、スマート交通の面では新しい成果が相次いで現れています。（朱、浅野）