「両岸金融産業協力連盟」設立の現場（撮影：馬暁葉）

「台湾系中小企業金融サービスフォーラム」が8日、福建省アモイ市で開かれ、両岸の金融機構、台湾系企業などから70人以上が出席しました。今回のテーマは「金融サービスをレベルアップ台湾系中小企業を後押し」です。

台湾系中小企業との協力プロジェクトの調印現場（撮影：馬暁葉）

このフォーラムは2020両岸企業家サミット年次総会の一環で、「両岸金融産業協力連盟」の設立式、金融サービス企業と台湾系企業との協力プロジェクトの調印、「金融市場の充実化を加速区域的金融センター作り」というテーマのPR活動、台湾系中小企業への金融サービス提供経験の共有など、一連のイベントが盛り込まれています。これらを通じて、両岸の金融分野における交流と協力を深め、大陸で投資・起業する多くの台湾系中小企業に対するより効果的、実務的な金融サービスの提供を目指しています。

台湾系中小企業金融サービスフォーラムの現場（撮影：馬暁葉）

福建省は大陸で台湾企業が最も集中する省の一つで、両岸が各分野における交流と協力を最も緊密に進めている地区の一つでもあります。ここ数年、福建省は金融における台湾との相互交流と協力に力を入れ続けてきたことで、金融サービスシステムの一層の充実化を実現しました。また、打ち出した一連の対策は両岸の金融協力につながり、台湾企業と同胞がより便利な金融サービスを受けるようになっています。（朱、浅野）