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中米経済デカップリング 非現実的で世界に利せず=中央財経委

2020年 10月 30日21:27 提供:中国国際放送局

中央財経委員会弁公室の韓文秀副主任は30日、中国共産党第19期五中全会が行った記者会見で、「中米両国は世界最大の二つの経済体として、両国経済のデカップリング(分離)はまったく現実的ではなく、中米両国ならびに世界にとって何の利益にもならない」と述べました。

韓副主任は、「地球村がますます小さくなる今日、中米経済の連携は双方の経済構造の相互補完性やグローバル経済の開放性によるものである」との考えを示しました。韓副主任によりますと、実際、中米経済デッカプリングを望む人は少ないわりに、心から協力を望んでいる人が大勢いるということです。また、今年の第三四半期(7-9月)、新型コロナウイルスによるダメージを受けながらも、中米間の貿易額は前の年の同じ時期に比べて16%伸びたということです。

そのうえで、韓副主任は「国際環境がますます複雑になり、多くの不安定や不確定要素に晒されているにもかかわらず、平和と発展は依然として現代のテーマであり、人心の赴くところでもある。経済のグローバル化は逆流に晒されても、紆余曲折の中で発展し続けていくに違いない」との見通しを示しました。(Lin、CK)