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工業企業の利潤、四半期ごとに回復=中国

2020年 10月 28日10:24 提供:中国国際放送局

国家統計局が27日発表したデータによりますと、今年第3四半期の全国の一定規模以上の工業企業(年間売上高2000万元以上の工業企業)の利潤は前年同期比15.9%増え、成長率は第2四半期から11.1ポイント上昇し、工業企業の利潤は四半期ごとに戻っているとのことです。

新型コロナウイルス感染症の予防・抑制と経済社会発展の統一的推進により、中国の工業企業の生産と販売は急速に回復し、安定して成長し、需給関係は持続的に改善しています。収入の安定した回復にけん引され、工業企業の利潤の成長率は、第1四半期の前年同期比36.7%減から、第2四半期は同4.8%増へと回復し、第3四半期は同15.9%増となっています。これについて、中国国務院発展研究センターマクロ経済研究部の張立群研究員は「今年は新型コロナウイルス感染症により、中国経済は確かに深刻な影響を受けた。しかし第2四半期以降、安定しつつ回復に向かっている。工業企業の収益もこうした傾向に一致する。工業企業の収益は企業活動の操業再開の進展とほぼ同期しており、徐々に改善していることからも、経済の回復が実質的なものであることを示している。生産量の回復だけでなく、営業収入や利潤レベルも同時に改善している」と指摘しました。

今後の経済指標の動向について、張研究員は「第4四半期も成長の勢いを保つだろう」としています。(玉華、柳川)