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9月の中国外貨準備高3兆1426億ドルに減少

2020年 10月 8日14:25 提供:中国国際放送局

中国国家外貨管理局の7日の発表によりますと、2020年9月末の外貨準備高が前月末より220億ドル減の3兆1426億ドル(約333兆2100億円)となり、減少幅は0.7%だったということです。9月の規模縮小により、これまでの5カ月連続増加の趨勢が変化したことになります。

これについて、中国民生銀行チーフ研究員の温彬氏は「コロナ禍の継続により世界経済の見通しが不透明で、金融市場の動揺が激しくなっているため、月間の外貨準備高に増減があることは正常と言える。次の段階においても中国の外貨準備高の規模は引き続き安定を維持していくだろう」と分析しています。

温彬氏はまた、「国内の各改革措置が安定的に推進され、良質な対外開放が徐々に拡大していくことで、貿易や投資により良い条件がもたらされる。こうした措置が、外貨市場の安定的な運行促進に効果的に働き、外貨準備高の安定化の基礎を築いている」と述べました。(藍、謙)