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連休2日目までの中国銀聯の取引額、前年同期比11.8%増に

2020年 10月 4日11:57 提供:中国国際放送局

中国銀行カード聯合組織(中国銀聯/ユニオンペイ)のデータによりますと、国慶節8連休の最初の2日間にあたる10月1日と2日、中国では銀聯ネットワークを使った取引額が6287億元(約9兆7500億円)に上り、昨年同期比11.8%増となりました。うち、10月1日の取引額は3300億元(約5兆1179億円)を超え、昨年同期比15.5%増となっています。

中国銀聯の1日と2日のデータはまた、国内の西部観光や長距離観光に人気が出ていることを示しています。中でも、チベット、新疆、寧夏での消費額は昨年同期比の伸び率が最も高く、中でも、チベット地区の宿泊類の消費額が倍になり、飲食関連の消費額は49%増となっています。また、新疆地区では航空券やガソリンチャージ類の消費額は昨年同期比2倍余り増えているほか、寧夏地区では日用品、観光地の入場券などの売上が対前年比約2割増になっているということです。

「中国銀聯」は中国の銀行カードの発行元が2002年に上海で共同設立した業界団体です。発行された「銀聯カード」の枚数は2019年9月に約80億枚で世界最多となり、カードが利用可能な地域は178の国と地域まで拡大しました。なお、2019年に銀聯ネットワークを通した取引額は189兆4000億元(2937兆3207億円)に達し、世界のキャッシュレス決済市場におけるトップシェアを維持しています。(Yan、謙)