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感染症による世界経済への深刻な打撃 国際社会は共同努力すべき=李総理

2020年 9月 15日21:59 提供:中国国際放送局

国務院の李克強総理は15日に開催された世界経済フォーラムグローバル企業家テレビ特別対話会に出席した際、「新型コロナウイルスの発生は世界経済に深刻な打撃を与えた。この衰退に対応し、回復に向かうには大きな不確実性に直面せねばならず、まだ比較的長い時間が必要である。国際社会は共に努力し、広く共通認識を結集しなければならない。感染症の予防・抑制と経済発展を共に推進し、感染症で受けた打撃を克服し、世界経済の繁栄を再現するよう努力する必要がある」と述べました。

また、李総理は「今回の感染症で、中小・零細企業や個人事業主は真っ先に衝撃を受けた。このため、中国では中小・零細企業や個人事業主を中心に、企業支援策を実施した。その中で、市場主体が最も顕著に感じているのは減税と料金引き下げについてで、通年で企業の負担軽減額は2兆5000億元を超える見込みである。各種市場主体、特に中小・零細企業と個人事業主を維持すれば、雇用と経済の基本的基盤を安定させ、未来の発展のための基礎を打ち立てることができる」と述べました。

さらに、李総理は「感染症の衝撃に直面する中、企業支援策をいち早く実施する方法を模索しなければならない。中国は政策着地の時効性と正確性を高め、新たに2兆元の財政資金を追加し、直通メカニズムを確立して、わずか1週間で市・県の末端に行きわたらせ、地方の就業、民生、市場の主体を速やかに支えた」と述べました。(雲、CK)