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「中欧班列」の増便が示す、不可逆的なグローバル化の趨勢=外交部

2020年 9月 10日21:52 提供:中国国際放送局

外交部の趙立堅報道官は10日、北京での定例記者会見で、中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が新型コロナ禍においても増便していることについて「経済グローバル化が時代の不可逆的な流れであることを再び示した。各国の経済は互いに依存し、利益の融合はかつてないレベルになっている」と述べました。

最新データによりますと、8月に「中欧班列」の便数と貨物輸送量は往路と復路共にバランスの取れた成長をしており、前年同期と比べた増加幅はいずれも60%以上に達しています。これについて趙報道官は「今年に入ってから新型コロナウイルス感染症が全世界に蔓延し、国際物流が深刻な影響を受けた。『中欧班列』は共同で新型コロナと戦う各国にとって『生命の道』となり『運命の絆』となる」と述べました。

また、趙報道官は「『中欧班列』は世界各国で不足している感染対策物資や生活用品を欧州各国に輸送し続けるだけでなく、外国の高品質な商品を中国に大量に輸送している。それにより、沿線各国の業務・生産活動の再開および経済の迅速な回復に貢献し、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定化の原動力となり、世界経済の回復と発展に新たなチャンスをもたらしている」と述べました。(李陽、謙)