国内の消費拡大のために実施された、コンビニエンスストアの導入策などを含む「歩行者天国改造計画」の効果があらわれています。

新型コロナの影響を受けた国内市場の回復を後押しするため、商務部はコンビニエンスストアの積極的な導入策を含む歩行者天国の改造計画を打ち出すことで、消費の拡大をはかっています。

商務部が定めた歩行者天国改造・レベルアップ計画の第1陣試行対象となった11本の通りでは、7月末までに客足と売上高が平常時のおよそ9割まで回復し、中には客足が前の年の同じ時期の水準を上回っている通りもあります。これらの歩行者天国では、輸出用商品の国内販売や、特徴的な製品の展示販売といったイベントを通じて一人当たりの消費額が明らかに上昇しており、同時に、営業時間を延長することで若者が増え、夜間の消費がさらに活発になっています。

日常生活における消費に関しては、コンビニエンスストアの発展環境の最適化が続き、各地で実情に応じた政策措置が打ち出されています。今年上半期の、コンビニエンスストア50社の売上高は前の年の同じ時期に比べて平均で1.69％増加し、1〜7月の新規出店数は5946店に上ったということです。（RYU、謙）