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上半期、減税と削減した徴収費用が1兆5千万元超=財政部

2020年 8月 7日12:33 提供:中国国際放送局

財政部の調査研究チームは6日、上半期の財政政策の執行状況に関する報告を発表しました。財政部がこの種の報告を発表するのは初めてです。

今年、中国政府は財政赤字率を2.8%から3.6%以上に引き上げ、赤字規模は昨年より1兆元(約15兆円)増えて3兆7600億元(約57兆円)に達しましたが、それにより、市場の信頼感を安定させ、市場の自信を押し上げています。それと同時に、政府債券の発行を適度に増やし、政府による投資を増加して、経済の後退圧力を軽減し、また、1兆5000万元(約22兆7300万円)以上に達する減税や費用徴収削減策を講じて、企業の経営難を緩和させています。さらに、予算のバランスを強化して、コロナ禍による収入減少の影響を軽減しています。

中国の経済成長は年度の前半は低迷しましたが、その後に上昇し、安定して回復しつつあります。第2四半期以降は徐々に好転し、主な指標の回復力も増しており、ポジティブな要素が明らかに増えてきました。それには、財政政策が大きな役割を果たしているとみられています。(藍、坂下)