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中国中央銀行:下半期の活動重点、企業の安定経営と雇用確保

2020年 8月 4日16:13 提供:中国国際放送局

中国の中央銀行である中国人民銀行は3日、今年下半期の活動重点について、企業の安定した経営と雇用を確保し、重大な金融リスクを防ぎ、金融の改革開放を加速・深化させ、経済と金融の健全な発展を促進することにあると明らかにしました。

中国人民銀行は同日開かれた2020年下半期の活動に関するテレビ会議で、通貨政策はより柔軟性があり、より適切なものであるべきで、正しい指導方向を維持し、実施中の企業経営と雇用を安定させる政策を確実に実行に移すこと、複数の通貨政策ツールを総合的に利用し、普恵型零細企業に対する融資を促進し、製造業向けの中長期融資を大幅に増やすこと、1兆元(約15兆2000億円)資金の再融資再割引の実施に重点を置き、感染症拡大の影響を受けた零細企業をできるだけ多く支援対象に組み込むことなどを指摘しました。

会議では、下半期には金融業を安定させ、秩序ある開放を揺るぎなく進め、すでに発表された金融開放政策を着実に実行し、人民元の国際化と資本項目の兌換可能を推進していくと明らかにしました。(Mou、柳川)