商務部は30日、「今年上半期、全国のインターネットを利用した通販の売り上げは好調を見せ、昨年同期比7.3％増の5兆1500億元（76兆8900億円）に達した。成長率は四ヶ月連続で上昇している」と明らかにしました。

データによりますと、全国のネット通販の利用者数は昨年より1億人増え、主なネット小売プラットフォームの店舗数も昨年同期比3.8％増となりました。

また、ビジネスビッグデータのモニタリングによりますと、上半期におけるライブコマースの実施回数は1000万回に達し、インフルエンサーは40万人を超えました。観客数は延べ500億人超、商品の数も2000万を上回ったということです。その内容は産業関係にとどまらず、老舗、無形文化遺産、観光、教育など多様化を呈しています。

さらに、農村部におけるネット通販の回復も好調で、全国にある832の国家級貧困県の売り上げは昨年同期比13.3％増の684億8000万元（約1兆円）に達しました。（朱、浅野）