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中国とスリランカが共同運営の港湾、給油業務を開始

2020年 4月 10日8:34 提供:新華網日本語

2日、スリランカ・ハンバントタ港に入港しようとする石油タンカー・メロディー。(小型無人機から、コロンボ=新華社配信/劉鴻儒)

中国とスリランカが共同運営するスリランカ・ハンバントタ港で7日正午ごろ、石油タンカー・メロディーが陸揚げを終えて出航した。これにより、同港の燃料油給油業務が正式に開始された。

ハンバントタ国際港湾集団最高経営責任者(CEO)の任鋭(じん・えい)氏によると、メロディーは同集団が2017年末に正式に業務を開始してから初めて陸揚げをした燃料油タンカーだという。今回同港に陸揚げされた低硫黄燃料油は、貨物船と遠洋漁船への補給用燃料となり、新型コロナウイルス感染対策の重要な時期にある同国への貴重な物資にもなる。

同港は同国の最南端にあり、インド洋航路から10カイリしか離れておらず、アジア、欧州、アフリカを往来する多くの貨物船がここを経由している。