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フィギュアのザギトワ、資生堂のグローバルアンバサダーに

2018年 8月 2日9:42 提供:新華網日本語

日本の化粧品メーカー資生堂は1日、東京で記者発表会を行い、平昌冬季五輪女子フィギュアスケートで金メダルを獲得した「ロシアの天才美少女」アリーナ・ザギトワ選手をグローバルアンバサダーに起用したと発表した。

記者発表会に出席した資生堂の魚谷雅彦グローバルCEOは、同社のグローバル戦略について、「日本に立脚し、全世界に目を向ける」戦略を堅持し、中国や米国、欧州などで、その土地に合った研究開発と経営を行い、顕著な成果を上げていると述べた。同社は2014年、中長期戦略「Vision2020」を発表、2020年までの年商1兆円、営業利益1千億円突破を目標に掲げた。同社はこの戦略に基づき一連のブランドを刷新、スキンケアやメイクアップ、フレグランス系列の製品開発拠点をそれぞれ日本と米国、欧州に設置した。強力な研究開発力と技術力を、現地消費者の習慣や文化、言語、心理などに結び付けることで、各国や地域の消費者ニーズに合った製品を生産してきた。

魚谷氏は「資生堂の全ての販売戦略は現地市場の状況を見て細かく調整されており、顧客に変化が生じれば販売の重点も自ずと変化する」と述べ「現地の価値観に適合させることで初めて消費者の心を掴むことができ、受け入れてもらえる」と強調した。

発表会にはザギトワ選手も出席した。以前から資生堂の「熱心なファン」だというザギトワ選手は、今回の要請を非常に光栄だと語り、資生堂の化粧品の素晴らしい使い心地をより多くの消費者に伝えたいと述べた。日本の秋田犬保存会は先頃、モスクワでザギトワ選手に秋田犬の子犬を贈呈、ザギトワ選手は「マサル」と名付けた。ザギトワ選手は子犬を気遣う多くの記者に対し「マサルはとても元気」と語った。(記者/方芸暁、彭純)