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日産、「日産サステナビリティ2022」を発表

2018年 6月 20日8:42 提供:新華網日本語

日産(中国)投資有限公司によると、日産自動車はこのほど、環境や社会性、ガバナンスの分野における包括的な活動指針である持続可能な発展計画-「日産サステナビリティ2022」(NissanSustainability2022)を発表し、環境への影響軽減、多様かつ包容的なガバナンスメカニズムの強化を図り、日産自動車の新中期計画「日産M.o.ⅴ.E.to2022」を実現させる方針だという。「日産サステナビリティ2022」は、環境や社会性、ガバナンスをめぐって制定され、企業の価値創造を投資者が監督管理する基準を厳格に遵守する。

環境分野では、同計画は、気候変動、資源依存度、空気質、水資源不足問題に重点を置く。達成目標として、2020年度までに新車種の二酸化炭素排出量を2000年度比で40%削減し、一部の車種は同目標を達成するため、電気化レベルをさらに高める。日産は電気自動車の販売台数を2022年までに年間100万台規模に拡大。生産や他の企業活動による二酸化炭素排出量を2005年度比で30%削減し、新たな原材料の使用率を70%削減、自動車生産による揮発性有機化学物の排出をさらに低下させる方針だ。

社会的責任の面では、日産自動車は社会活動に参加し、安全運転、慈善事業に引き続き関心を払う。新たな持続可能な発展計画は多様化と包容性に配慮を加えながら、コミットメントを継続履行する。具体的には日産の自動車を含め、交通事故死ゼロを目指す。自動車安全性をさらに高め、2022年度までに世界20カ国・地域の市場に投入する20車種には日産自動運転システムを搭載する。

日産自動車の専務執行役員、最高サステナビリティ責任者(CSO)である川口均氏は、「『日産サステナビリティ2022』計画は、安定した成長を実現すると同時に、業界技術イノベーションをリードする新中期計画に沿うものであり、持続可能な移動方式は『ゼロ・エミッション、ゼロ・フェイタリティー』という目標達成に役立つものと信じている」と語った。

日産自動車は、ニッサン、インフィニティ、ダットサンなどのブランドを含む60車種以上のモデルを抱えている。2017年度の日産自動車の世界市場販売台数は577万台、純売上高は11兆9千億円だった。日産(中国)投資有限公司は、日産自動車の完全子会社として日産自動車とともに中国市場での投資管理を担当する。2017年、乗用車、小型商用車など、輸入車を含む日産自動車の中国市場販売台数は150万台を超えている。(記者/毛振華)

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