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ofo、オフライン運営の標準化とスマート化を推進

2018年 4月 30日11:11 提供:新華網日本語

中国の自転車シェアサービス大手ofo(オッフォ)は目下、「オフライン運営標準化システム」の確立を進めている。ofoは、運営の「5本柱」である生産、投入、調整、巡回検査、保守の進化を実現するために、同システムの確立は必須だとした。また、今後はデジタル化とスマート化を通じ、複雑な状況下での高効率な運営実現を支援するとの方針を示した。

ofoの担当者によると、同社が構築するビッグデータシステムは、スマート化と自動化に関するソリューションを含む。スマート化は、車両の投入地点と数量の選択について、従来は現場の運営スタッフの経験から判断していたが、データ解析によって最も正確な予測・判断と指示を導き出すことができる。一方、自動化はビッグデータ解析と機械学習の導入により、常に運営規則を改善して自動化効率を高めるだけでなく、複雑で人が処理できない機能を機械に移行することで、人の経験への依存を軽減し、データ化予測の実現が可能になる。

最適化と高度化へのたゆまぬ努力により、標準化とスマート化の効果は徐々に表れている。

手動操作の標準化の面では、現場の運営スタッフに「ポータブルエンジン」を支給し、巡回検査、車両修理、車両検査などの各操作を記録する。修理前にボタンをタップすると、以前の記録から各部品の寿命が直ちに把握でき、スタッフの作業品質と効率を高め、手動操作による誤差が回避できる。また、スタッフの作業効率を科学的に評価でき、最終的にユーザー体験の向上につながる。「ポータブルエンジン」の利用で、車両の修理頻度は15%減少、修理依頼は80%減少した。スタッフが行う修理の量は1人当たり平均で16%増加、平均修理時間は25%短縮した。

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