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3067万人が「ヒッチハイク」で帰省 滴滴相乗りサービス

2018年 3月 22日14:10 提供:新華網日本語

中国のライドシェア最大手の滴滴出行(ディディチューシン)はこのほど、春運(春節前後の帰省・Uターンラッシュ)期間(2月1日〜3月12日)、ドライバーが既定のルートでユーザーを相乗りさせる同社のヒッチハイク式サービス「順風車」の利用者数は延べ3067万人に達し、前年同期の3・62倍に増えたと発表した。経済参考報が伝えた。

春運期間にこのサービスを利用し、交通機関の面倒な乗り換えなしに各地の県や農村に向かった人は、延べ1540万人に達した。

このサービスでは、車の持ち主が運賃を免除することもできる。春運期間の免除件数は6万1969件にのぼった。出発都市別に見ると、成都や杭州、太原、泉州、広州から出発した車で免除件数が最も多く、車の持ち主の気前の良さがうかがわれる。到着都市別に見ると、成都や紹興、泉州、深圳、杭州に到着した車の運賃免除件数が最も多かった。成都は両方向で運賃免除件数が最も多い都市になった。

ペット同伴でこのサービスを利用する人も多く、帰省で連れたペットが32万匹に上った。成都や広州、北京、杭州、深圳の市民は最もペットを気にかけているらしく、これらの都市を出発した車は、ユーザーのペット同伴率が最も高かった。

春運期間にこのサービスの利用が最も多かった都市トップ3は広州と深圳、東莞で、成都や佛山、恵州、北京、中山、杭州、蘇州などの都市がこれに続いた。

滴滴出行が発表したデータによると、春運期間も中短距離の利用が最も多く、100キロ以内が75%を占めた。100~300キロは20・8%だった。長距離で利用されるケースも少なくなく、最長はハルビンから深圳までの3391キロだった。

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