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2017年、モバイルマルウェア件数下降傾向

2018年 3月 8日15:40 提供:新華網日本語

中国情報通信大手「奇虎360」(チーフー・サンロクマル)傘下の360インターネットセキュリティセンターがこのほど「2017年Android(アンドロイド)モバイルマルウェアテーマ報告」を発表した。経済参考報が伝えた。

同報告書によると、360インターネットセキュリティセンターは2017年、Android搭載モバイル端末を狙うマルウェア計757万3千件を捕捉、1日平均で2万1千件増加したが、2016年(1403万3千件)より大幅に下降し46・0%減少した。2017年にマルウェアに感染したAndroidユーザーは2億1400万人となり、2016年の2億5300万人より15・4%減少した。

地域分布からみると、モバイルマルウェアへの感染数では広東省が10・4%の比率で首位となり、続いて河南省(6・8%)、山東省(6・5%)、河北省(5・9%)、浙江省(5・9%)の順だった。都市別の、Android搭載モバイル端末を狙うマルウェアに感染したユーザー数ランキングでは、北京市は4・9%の感染率で首位となり、続いて広州市(2・1%)、重慶市(1・8%)、成都市(1・7%)、東莞市(1・5%)の順となった。石家荘市、深圳市、鄭州市、南京市、杭州市が6-10位だった。

マルウェア件数は下降しているが、インターネット詐欺の脅威は高止まりの状態にある。ネットワーク犯罪の合同取り締まりでは、360が北京公安局と共同で作った「猟網平台」の協力により、2017年末時点で219件の事件が調べられ、23件が解決され、容疑者計137人が逮捕されている。

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