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中国フィンテック事業、スイス「F10」が選抜

2018年 3月 6日14:40 提供:新華網日本語

中国人留学生4人が共同創設したフィンテック事業が5日、50カ国から提出された200件以上のプロジェクトの中で頭角を現し、スイスのフィンテックインキュベーション施設「F10」に選抜された。

この「SUSFINTEQ」という事業は、主に人工知能(AI)技術を活用し、上場会社と投資プロジェクトを対象に、環境、社会、コーポレートガバナンスなどに関する自動的リスク管理・実績評価を行い、金融機関と投資家の持続可能な投資に協力する仕組みだ。

「F10」責任者のジェームス・サンダース氏は、中国のこのチームは先進的なAI技術をもち、豊富なグリーンファイナンス学識と経験を有し、言葉と文化面で中国市場に対する優位性があることから、喜んで支援を提供すると表明している。

「スイスのグリーンファイナンス産業は非常に発達し、学ぶことのできる経験は限りない」。事業創設者の江山氏はこのように語り、スイスで新規事業のインキュベーションを受ける理由を明かした。

スイスのフィンテックインキュベーターおよびアクセラレーターである「F10」は、スイス証券取引所が設立した民間非営利組織であり、多くのスイス金融機関から支援を受けている。このインキュベーション施設は、上記のような事業に向けチューリッヒで事務所を提供するほか、6カ月にわたり起業者育成を行い、潜在的な投資家と接触するロードショーの機会も提供している。

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