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宅配企業が次々空港建設に参入 中国で物流競争激化

2018年 2月 28日16:40 提供:新華網日本語

中国宅配大手の順豊控股はこのほど、子会社の順豊泰森が参加した湖北国際物流核心ハブプロジェクトの進展状況を発表した。それによると、同プロジェクトの一部である湖北省鄂州市で民用空港を建設する計画は、国務院と中央軍事委員会から事業許可を得た。この情報で順豊控股の株価は一時ストップ高となり、多くの物流株も値を上げた。上海証券報が伝えた。

空港を持つ夢を持っているのは順豊控股だけではない。同じく宅配の圓通股份もこのほど、浙江省嘉興市に航空基地を建設する意向があると明らかにした。

中国の物流業界で質的変化が起きていると専門家は語る。国金証券の蘇宝亮研究員は、ネットショッピングの急成長とリバースロジスティックス(逆物流)管理の持続的な成熟に伴い、今後2~3年間、宅配業務量は20%~30%の高成長を維持するとの見方を示した。また、ユーザーの要求の変化および業界安全への政府の重視で宅配産業では一連の変化が予想されると指摘し、その過程で人件費や倉庫、運輸費用などのコストがある程度上昇し、最終的には規模が大きく、資金が多い企業が生き残り、業界集中度がより高まると述べた。

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