中国のネット通販大手、京東集団（ＪＤ）は１６日、「ベトナムのネット通販会社、ＴｉｋｉのシリーズＣラウンド資金調達に、ベトナムＳＮＳ大手のＶＮＧ社と共同で応じる」と発表した。増資後、京東集団はＴｉｋｉの大株主の一つとなる。中国証券網が伝えた。

Ｔｉｋｉはこの数年、ベトナムで急成長しているＢ２Ｃネット通販会社であり、独特なＴｉｋｉＮｏｗにより、注文した商品を２４時間以内に届けることで知られている。すでにコンシューマーエレクトロニクスやライフスタイル、ファッション、図書などに事業を広げ、４５００以上の正規ブランド商品を提供している。京東集団は投資を行うと同時に、販売や国際貿易、物流、金融、技術、運営管理などの面でもＴｉｋｉと提携を行っていく。

注目されるのは、京東集団がこれに先立ってすでにインドネシア市場での展開を実現させ、同時にタイのセントラル・グループと合弁会社も立ち上げていることで、同社は東南アジア市場向けの新しいネット通販プラットフォームの樹立に向かって進んでいる。

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