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史上初、中米のペアが世界卓球選手権に

2021年 11月 23日12:01 提供:東方網

  このほど、中国卓球協会は米国卓球協会と共同で、国際卓球連盟に中米ミックスペアの試合参加許可を申請した。これを受けて22日、国際卓球連盟の執行委員会は会議を開き、申請を許可した。22日の午前に開かれた国際卓球連盟の「ピンポン外交」50周年の晩さん会に、中米両国のペア選手が登場。林高遠(中国)/張安(米国)、カーナーク(米国)/王曼昱(中国)の史上で初めての中米ペアが、世界卓球選手権に参加することとなった。 

  25歳の張安(米国)は世界ランキング35位で、2019年成都女子ワールドカップでは4位に入った。張選手は「これは歴史的な時間です。中国国家チームのメンバーとパートナーになれるのは本当に素晴らしい。彼らは世界最高の選手ですから」と述べた。彼女のペアである中国の林高遠は、「張安は米国チームの1号で、私たちの目標は1位だ。二人の一番有利な点は、彼女が中国語ができることだ。早くいい状態に入りたい。初めてのペアだが、友情のリレーでもある」と述べた。 

  

  21歳のカーナーク(米国)は世界ランク31位で、2018年のユースオリンピックでは男子シングルで3位を収めたここ数年来の米国の新しいスターだ。22歳の王曼昱(中国)は世界ランク4位で、今年の東京五輪で女子団体優勝に輝いた。今回の世界卓球選手権では、女子シングル、女子ダブルスとミックスダブルスでチャンピンに挑戦する。 

  WTT理事会主席で中国卓球協会の劉国梁主席は、今回のミックスペアリングをまとめ上げた中心人物だ。劉氏は、「今年はピンポン外交50周年だが、これは中米関係正常化が幕を開けた世界卓球界で最も有名な歴史的出来事のひとつだ。それから50年後、中国卓球協会が両国のペアリングを促して、選手が地域と言語の障害を乗り越えて世界卓球の大会に登場する。最高の栄誉のため戦いつつ、スポーツと文化交流の帯になる。これはピンポン外交で最も重要な意義だ」と語った。

  (編集:曹 俊)