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東方守芸·劉丹――反抗期を経て初心に戻る 親子二人の書道篆刻伝承

2021年 5月 13日15:52 提供:東方網 編集者:王笑陽

 劉江は1926年に四川万県(今の重慶市万州区)に生まれた。現在は中国美術学院教授、西泠印社執行社長で、書道篆刻家、書道教育家として国内外で名が知られている。劉江の息子劉丹によると、子供時代の記憶にある父の仕事場や書斎は、いつも本と石に埋もれていた。そういう環境で育ったので、彼は石や篆刻に小さい頃から興味を持っていた。

 「反抗した時期もあります。反抗期の子供は両親の専門を学びたくない。それで私も大学でグラフィックデザインを専攻し、37歳頃に留学から戻って母校の教師になりました

 そこで今の子供達が字を書けないと気づいたので書道のコースを復活させ、そうして数十年経ち、次第に父の跡を継ぐようになったのです」と劉丹は述べた。

 2020年9月25日、劉江芸術館が杭州市上城区中山中路16号にオープンした。芸術館はこれから第二の教室として無料で開放し、劉江の作品や他の優秀な書道篆刻作品を展示して中国の伝統文化を広く紹介してゆく予定だ。

(範易成)