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『Love Letter』中国でリメイク決定 「ノゲノラ」も中国公開へ

2019年 7月 9日14:01 提供:中国国際放送局

陳意涵(アイビー・チェン)

岩井俊二監督の1995年の名作『Love Letter』が、およそ25年越しで中国でリメイクされることになりました。岩井監督にとって、劇場用の長編映画で初めて監督を務めた作品であり、中山美穂と豊川悦司が主演を務めました。今回、中国版でメガホンを取るのは、ベストセラー小説家・劉震雲(リュウ・チェンユン)の娘である劉雨霖(リュウ・ユーリン)で、脚本は、『グリーン・デスティニー(原題: 臥虎蔵龍)』(2000)や『ラスト、コーション(原題: 色・戒)』(2007)などを手掛けた王蕙玲(ワン・ホイリン)が担当します。そして主演は、人気女優の陳意涵(アイビー・チェン)に決定しました。現在は中日両国で撮影中であり、来年の2月14日・バレンタインデーに公開予定です。

一方、日本で2017年7月に公開された『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』も2年越しで中国公開を果たし、今月19日の封切りが決定しました。中国タイトルは『遊戯人生零』です。小説家の榎宮祐のライトノベルが原作で、2014年から放送されたテレビアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』の劇場版にあたります。すべてをゲームで決める異色の世界「盤上の世界(ディス・ボード)」を生き抜くさまざまなゲーマーの姿を描くものですが、劇場版はその前日談ともいえ、テレビ放映から約6000年前の知られざる物語が展開されます。ライトノベルは、中国ではなじみが薄いかとも思われましたが、この作品はすでに中国でもファンが多いことから、一般公開が実現したということです。(ミン・イヒョウ森)