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第22回上海国際映画祭でイラン映画「Castle of Dream」が作品賞受賞

2019年 6月 26日14:10 提供:新華網日本語

23日、「CastleofDream」で作品賞を受賞したレザ・ミルキャリミ監督。(上海=新華社記者/丁汀)

第22回上海国際映画祭コンペティション部門「金爵奨」の表彰式が23日夜、中国上海市の上海大劇場で行われた。イラン映画「CastleofDream」が作品賞、監督賞、主演男優賞の3冠に輝いた。審査員賞と主演女優賞はジョージア、ロシア、スウェーデンの合作映画「Inhale–Exhale」が獲得した。

「CastleofDream」は3年の空白を埋めるべく父親と子どもたちが再び愛情を築いていくストーリー。主演男優賞のハメッド・ベーダードさんが見せた演技は「独特な想像力と意外性を備えていた」と評価された。また、中国の96歳になる超ベテラン俳優の常楓(チャン・フォン)さんが「払郷心」(英語題:TheReturn)で「完璧を貫き、情熱的で繊細な演技によって、故郷と生命に対する登場人物の厳粛な態度を見事に表現」して主演男優賞を同時受賞した。

「Inhale–Exhale」は社会問題に焦点を当てており、金爵奨審査委員会は「偽りのない人間関係の表現、役者のテンションに満ちた演技、監督による適切なコントロール、極めて高い芸術レベル」と称賛した。主演のサロメ・ダミュリアさんもその「傑出した演技」により主演女優賞を受賞した。

このほか、日本映画「きみと、波にのれたら」が最優秀アニメーション賞を獲得した。