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中国大陸部映画興行週間ランキング(2019.6.3–2019.6.9)

2019年 6月 13日14:11 提供:中国国際放送局

端午の節句をはさんだ1週間、「アベンジャーズ」と並んで世界的な人気を誇るマーベルコミック「X-MEN」シリーズの新作『X-MEN:ダーク・フェニックス(中国題:X戦警:黒鳳凰)』が1位に君臨。中国公開に合わせたキャンペーンのため、メインキャスト陣が端午の節句を前に中国訪問を実現しました。一方で、『映画ドラえもん のび太の月面探査記(中国題:哆啦A夢:大雄的月球探測記)』が中国公開2週目にして興行収入1億元を突破。

単位:万元

~作品紹介~

X-MEN:ダーク・フェニックス(中国題:X戦警:黒鳳凰)

公開日:2019年6月6日

監督:サイモン・キンバーグ

主演:ジェームズ・マカボイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ニコラス・ホルト ソフィー・ターナー

マーベルコミック「X-MEN」シリーズの7作目『X-MEN:ダーク・フェニックス(中国題:X戦警:黒鳳凰)』が中国で一般公開スタート。今作はX-MENのリーダー=プロフェッサーXの右腕として、Xメンのメンバーからも厚く信頼されたジーン・グレイ=「ダーク・フェニックス」の暴走を描くもので、ジーン役を演じているのは、大ヒットテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で注目される若手女優のソフィー・ターナーです。ほかにも、プロフェッサーX役のジェームズ・マカボイや、マグニートー役のマイケル・ファスベンダー、ミスティーク役のジェニファー・ローレンス、ビースト役のニコラス・ホルトら、おなじみの豪華キャストが再結集。これまでの「X-MEN」シリーズや『LOGAN ローガン』などで制作と脚本を務めてきたサイモン・キンバーグが、今作で長編映画監督デビューを果たしています。日本公開は6月21日。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(中国題:哥斯拉2:怪獣之王)

公開日:2019年5月31日

監督:マイケル・ドハティ

主演:カイル・チャンドラー ベラ・ファーミガ ミリー・ボビー・ブラウン ブラッドリー・ウィットフォード サリー・ホーキンス

2014年にハリウッド映画『GODZILLA ゴジラ』によりリブートされた最新ゴジラ映画シリーズの第2弾『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(中国題:哥斯拉2:怪獣之王)』が一般公開中。前作から5年後の世界を舞台に、モスラ、ラドン、キングギドラなど続々と復活する神話時代の怪獣たちに、ゴジラが戦いを挑む物語となっています。

追龍II(Chasing the Dragon Ⅱ)

公開日:2019年6月6日

監督:王晶(バリー・ウォン)関智耀(ジェイソン・クワン)

主演:梁家輝(レオン・カーフェイ)古天楽(ルイス・クー)林家棟(ラム・カートン)邱意濃(サブリナ・チュウ)葉相明(シャーマン・イエ)任達華(サイモン・ヤム)杜江(ドゥー・ジアン)

香港のヒットメーカー、王晶(バリー・ウォン)とカメラマン出身の関智耀(ジェイソン・クワン)のタッグによる「追龍(Chasing the Dragon)」シリーズ第2弾が前作から2年越しに一般公開スタート!この「追龍」シリーズは、香港史上に残る一大センセーションを巻き起こした暴力団事件をもとに、その暴力団の中心人物を主人公として描く異色のポリスアクションシリーズで、シリーズ1作目は1960年代―79年代、香港の黒社会を牛耳るヤクザの跛豪と、香港警察界のトップに君臨した警官の雷洛という2大人物の活躍という伝説的な物語が、甄子丹(ドニー・イェン)と劉徳華(アンディ・ラウ)の主演により映像化されました。今作は、数々の誘拐事件を企ててギネスブックにも記録されるほど莫大な身代金を要求した「世紀悍匪(世紀強盗)」こと張子強をモデルに企画されたもので、主役の「世紀強盗」を演じているのは、香港を代表する俳優の一人、梁家輝(レオン・カーフェイ)。その他にも古天楽(ルイス・クー)や林家棟(ラム・カートン)、任達華(サイモン・ヤム)など香港の実力派俳優が勢ぞろいしています。

最好的我們(My Best Summer)

公開日:2019年6月6日

監督:章笛沙(チャン・ディーシャ)

主演:陳飛宇(チェン・フェイユー)何藍逗(ハー・ランドウ)恵英紅(クララ・ワイ)周楚濋(ジョウ・チュウチュウ)

八月長安の同名小説を映画化した国産青春ラブストーリー『最好的我們(My Best Summer)』が初登場4位。主演の一人、陳飛宇(チェン・フェイユー)は、あの陳凱歌(チェン・カイコー)監督と女優の陳紅(チェン・ホン)夫婦の次男であることでも話題となっています。

アラジン(中国題:阿拉丁)

公開日:2019年5月24日

監督:ガイ・リッチー

主演:ウィル・スミス メナ・マスード ナオミ・スコット マーワン・ケンザリ ナビド・ネガーバン

ディズニー・アニメの名作『アラジン』(1992)が、27年越しに実写映画として再びスクリーンに登場!今作はアニメ版と同様、「アラビアン・ナイト」の物語をベースに、不思議なランプを手に入れた若者が愛する女性を守るため繰り広げる冒険を描いたもので、青年アラジン役をメナ・マスードが、王女ジャスミン役をナオミ・スコットが務め、魔法のランプから現れるランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じることでも話題となっています。メガホンを取っているのは、「シャーロック・ホームズ」シリーズなど個性豊かな作品を送り続けてきたガイ・リッチー監督。日本公開は6月7日。

映画ドラえもん のび太の月面探査記(中国題:哆啦A夢:大雄的月球探測記)

公開日:2019年6月1日

監督:八鍬新之介

主演: 水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一

日本で3月1日に公開された、国民的アニメ「ドラえもん」の最新劇場版『映画ドラえもん のび太の月面探査記』が中国で好評公開中。今作の中国タイトルは『哆啦A夢:大雄的月球探測記』で、人気作家の辻村深月が映画脚本に初挑戦し、月面を舞台にドラえもんとのび太たちの冒険を描いたものです。監督の八鍬新之介が「映画ドラえもん」シリーズを手がけるのは今回が3作目で、ゲスト声優には広瀬アリス、柳楽優弥、吉田鋼太郎らが起用されています。

Kaabil(中国題:無所不能)

公開日:2019年6月5日

監督:サンジャイ・グプター

主演:リティク・ローシャンヤーミー・ゴゥタムローニト・ローイウルワシー・ラウテーラー

初登場7位は、2年越しに中国公開を果たしたインド映画の『Kaabil(中国題:無所不能)』。最愛の妻を失った盲目の男性の復讐の物語です。

名探偵ピカチュウ(中国題:大偵探皮卡丘)

公開日:2019年5月10日

監督:ロブ・レターマン

主演:ジャスティス・スミス キャスリン・ニュートン 渡辺謙 ビル・ナイ リタ・オラ

日本発の人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズがハリウッドで実写映画化。本作は、子どもの頃にポケモンが大好きだった青年・ティムが行方不明になった父親を探し出すため、人間とポケモンが共存する街ライムシティで、かつて父親の相棒だった名探偵ピカチュウと出会い冒険を始める物語です。

巧虎大飛船歴険記(Qiaohu and the Fantastic Flying Ship)

公開日:2019年6月1日

監督:河村友宏 王臻(ワン・ジェン)

低年齢層向けの国産アニメ『巧虎大飛船歴険記(Qiaohu and the Fantastic Flying Ship)』が6月1日の児童デーに合わせて一般公開中。メインキャラクターのトラ「巧虎」の成長を描く心温まる1本です。

僕のワンダフル・ジャーニー(中国題:一条狗的使命2)

公開日:2019年5月17日

監督:ゲイル・マンキューソ

主演:デニス・クエイドキャスリン・プレスコットヘンリー・ラウマージ・ヘルゲンバーガーベティ・ギルピン

世界を感動させたわんこ映画シリーズの第2弾が中国で好評上映中。本作は一生を終えた犬が飼い主と再会するために、別の犬としての新しい生命を受けて生まれ変わりを繰り返す『僕のワンダフル・ライフ』の続編で、やがて全く別の犬として過去の飼い主に再会したこの犬の、さらなる生まれ変わりの旅を描く物語となっています。前作で監督を務めたラッセ・ハルストレム監督は今作で制作総指揮となり、監督は、ドラマシリーズ『モダン・ファミリー』などで知られるゲイル・マンキューソ監督にバトンタッチ。(ミン・イヒョウ謙)