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イタリア帰りの遺品700点を公開=国家博物館

2019年 4月 25日13:32 提供:中国国際放送局

国家博物館で24日、イタリアから返還された中国の文化財の展示会が始まりました。馬家窯文化四大圏紋双耳彩陶壺、西漢彩絵繭形陶壺、唐代彩絵陶駱駝、宋代白上薬刻花碗など、消失していた古代の遺品700点以上が6月末まで一般公開されます。

これらの遺品は、2007年にイタリアのモンツァで文化遺産保護チームがパトロール中に発見したもので、この情報を受けた中国国家文物局は10年以上にわたり返還へ向けて働きかけていました。そして、双方の協力により今月10日、ようやく北京に到着しました。専門家によりますと、これらの遺品は新石器時代から民国時代までのもので、歴史や文化、科学的な価値を備えているということです。

また、今回の返還事業はおよそ20年ぶりの規模とされています。両国の努力によって実現した今回の事業は、全世界の遺品返還の手本になるものと見られています。(朱森)